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翻訳トリビア大事典

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ハリポタが英語から米語に訳された?!
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ハリーポッターの英米差

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同じ英語圏の英米間にも異文化の溝はあります。

ハリポタこと『ハリー・ポッター』シリーズ(1997年〜;J.K.ローリング著)は、イギリス人がイギリス英語で書いた作品。

アメリカで出版する際は、イギリス英語の表現をアメリカ英語に直しているそうです。

こんなのも翻訳の一種かもしれませんね。

それに、ハリポタのタイトルも英米で違うんですよ!

第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』の原題は『Harry Potter and the Philosopher's Stone』で、邦題はこれの直訳です。

「philosopher(賢者)」は「哲学者→哲学を実行して悟りを開いた者→賢者」というイメージ。

さらにイギリスでは「昔の錬金術師→魔法使い」というニュアンスが追加されますが、アメリカ英語にはその意味がありません。

そんなわけで、アメリカで公開される小説・映画は、『Harry Potter and the Sorcerer's Stone』(ハリー・ポッターと魔法使いの石)という別題になりました。

翻訳はもちろん、英会話においても、英米語の違いを把握していないと、誤訳につながるのは言うまでもありません。

たとえば、イギリス人の男性がアメリカ人の女性に

★I'll give you a ring later.

☆あとでリングをあげるよ。

と言うと、アメリカ人女性の耳には、

☆あとで指輪をあげるよ。

に聞こえるため、期待しちゃいます。でも、イギリス人男性は、

☆あとで電話をかけるよ。

のつもりだったというオチ。

「電話の呼び出し」について、アメリカ英語では「ring」のかわりに「call(コール)」を使うのです。


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