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翻訳トリビア大事典

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『ロミオとジュリエット』のダジャレ翻訳とは?
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ロミオとダジャレっと

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なんとシェイクスピア作品もダジャレの宝庫なんですよ。

ある研究者のデータによれば、1作あたり約72個のダジャレ入り!

ダジャレに気づくのに一苦労。

ダジャレを再現するのに二苦労。

そんな翻訳が可能なのはダレジャ?!

『ロミオとジュリエット』で、有名なバルコニーシーンの翌朝、友人マーキューシオがロミオに言います。

★You gave us the counterfeit fairly last night.

☆昨夜はまんまとニセ金をつかませてくれたな

「ニセ金とは何のこと?」と切り返すロミオに、マーキューシオはこのフレーズに言い換えて説明。

★gave the slip

☆ニセ金をくれた

☆逃げた

掛け言葉に結び付けて、抜け駆けしたことを遠まわしにからかっているのです。

では、英文学者の小田島雄志さんの翻訳で、この場面をどうぞ。

☆マーキューシオ:ゆうべはどうもごちそうさま。

☆ロミオ:ゆうべはなにか食わせたっけな。

☆マーキューシオ:置いてきぼりという木彫りの皿でいっぱい食わせたじゃないか。

「ニセ金」を使わずに、マーキューシオのダジャレ意図を見事に伝えた名訳です!


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